最初地名を見つけたとき「人造人間?」と思ってしまいました。
しかしその意味の「フォムンクルス」ではなく「ホルンフェルス」の見間違いで、地質学上の名称でした。
場所は島根と山口の県境に位置し、山口側の海岸線にあります。
「有福温泉」を訪れた際に足を延ばして行ってみました。
国道から人気のない海岸線に踏み込むように侵入していき、すぐに発見しました。
写真の通り、岩肌の灰色と黒色のコントラストが見事です。
が、地球上でも貴重な景観と思いつつも、イメージ通り過ぎて何のサプライズもありません。
大きさも「このぐらい?」と勝手に想像していたのと変わらず、ただの確認作業のようになってしまいました。
結構不便なところで「秘境」を探すワクワク感も高かったのですが、脇道に入ってあっさり到着したこともはしごを外された格好です。
ここまで来たなら、もっと苦労してたどり着きたかったです。
「有難み」の演出は大事だとあらためて実感しました。