飛行機雲がいい感じで写っています。
青森県下北半島の「恐山」です。
「大湊線」の「下北駅」からバスで山上を目指しますが、道中いたるところにおびただしい数のお地蔵さまが鎮座されており、故人を偲んでいるのか人の服まで着ておられます。
バスの中からでも何か漂う気配を感じます。
函館からここに来たのですが、途中でデジカメを編集していた際、何故か消えてしまいました。
「新選組:土方歳三」関連の写真が台無しです。
押し間違いでしょうがタイミングが怖いです。
訪問の目的が少々邪道なせいかもしれません。
目的は「恐山温泉」。
「あの世」でもどちらかと言えば地獄を想像させる「境内」の中に、極楽の泉質を持つ「温泉小屋」があるらしいのです。
行ってみると、硫黄の臭いと灰色の土をかぶったような鄙びた小屋がありました。
中は電球一個で薄暗く、若そうな人は誰もいません。
湯気も手伝って、この世じゃない方々も混じっているかもしれません。
強酸性の白濁したお湯です。
ものすごく神妙な気持ちで入らせてもらいました。
のぼせかけているのか、トランス状態になりかけているのか、やや夢ごこちな感じでした。
いろんな意味で最高でしたが、もう行かないと思います。
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