懐かしい写真を見つけました。
失礼ながら、観光地がほとんどないと認識している「茨城県」の田園地帯を走っていたときの一枚です。
行きたい観光地はなくとも、城はあります。
インパクトのある景色には、なかなか出会えませんが、淡い感じで梅や桜、菜の花が咲いているのをよく見かけました。
不覚にも、この前の車を事故で廃車にしてしまったときに、ディーラーよりこの車を勧められました。
予算が厳しかった中、お値打ちな提案でもあったので、迷うことなくこの「フィアット・プント」を購入した次第です。
フィアットの主力車種であり、当時のイタリアでは一番多く走っていました。
目玉は、「初代フィアットパンダ」以来かと思われる、CVTが搭載されていることです。
ディーラーの担当者が、「安心して下さい。日本製なので壊れませんから。」と太鼓判。
どうもスバル製のようですが、イタ車を欲している人間からすると、ちょっと複雑な心境です。
ただ乗り始めて、その小気味良さにビックリしました。
小さなエンジンですが、つづら折りが続く山道も、ストレスなく回転数がフィットして、ぐいぐい上っていきます。
イタリア車特有の、モッサリとしたシフトラグが全くありません。
さすが日本製と、妙なポイントで感心しました。
また時期的に、千葉県北部から茨城県の城を、集中して巡っていたので、とても重宝しました。
この地域は、大きな城があまりないのですが、南北朝争乱を描いた「太平記」に登場する山城が多く、あまり整備されてない細い道が多かったからです。
そのアップダウンを、楽しく攻めることが出来ました。
しかし、内装は素っ気なく、シートは無地ファブリックなのに、何故かワインレッドでした。
インパネもプラスチッキーな素材で、全体のバランスに落ち着きが全くありません。
逆に、その安っぽい風采が、この車の雰囲気に似合っていました。
この流れは、パンダのようなイタリアンピッコロの美徳だと思います。
今思い返せば、茨城県にかなり関われたのは、この車のおかげだったかと。
あれ以来、この地域を訪れてませんが、古代の史跡や神社を訪問する機会が欲しいと、思ってはいます。
なかなか乗り気になれないですが。