ここは大分県の県境、熊本県北部にある「満願寺温泉」です。
ここの公衆浴場は写真の「川湯」で、道端と川を隔てた場所に、川面とほぼ同じような高さであります。
雑誌に紹介されていたロケーションを見て、是非とも入浴したいと思い、漸くやってくることが出来ました。
コロナの時期で山口県に住んでいたのですが、人ごみの多いところを遠慮しながら、一人ドライブでよく出かけ、誰もいない史跡巡りにいそしんだ時期でした。
その前後で、外来者でも入浴可能な温泉施設があるなら、人が少ないのを確認しつつ頂くのが、この時期の貴重な楽しみだったのをよく思い出します。
ここへの訪問も同様の展開だったのですが、誰もいないとはいえ入浴を諦めました。
町内のど真ん中にあり、ガードレールのある道が想像以上に近いのです。
お湯はよりによって澄んだ無色透明であり、裸で湯船に入ったらどの角度を向いても、上から覗ける道から大事なところが丸見えです。
ここに見知らぬ人間が入っていたら通報されかねません。
今まで、主要道路の橋の袂にある鳥取県「三朝温泉」の露天公衆浴場や、北海道の湖畔にあって自然湧出している温泉とかにも、勇気を出して入ってきたのですが、それでも社会的なリスクが高すぎました。
それでも浴場に降りて、手首だけ湯船に着けてみると、いい塩梅の湯加減です。
より残念な気持ちが募りましたが、脱衣場に回ると「コロナの影響により地区以外の方の入浴禁止」と書かれており、出来ない理由を提示されてホッとした次第です。
しかし脱衣場も下の写真の通り、横からの視界を遮る板がなく、脱いだ服をおく棚だけです。
おそらく、ここに浸かる方は大事なところを、ご近所中の奥様方から、前の車道や横の畦道からチェックされているに違いありません。
サイズとか井戸端会議のネタにされてはしないかと、勝手に心配してしまいました。

