山口県東南部の平生町にある「阿多田交流館」です。
企業訪問に向かう道中、カーブ越しに写真の〝回天〟が突然現れてビックリしました。
回天とは、太平洋戦争末期に開発された有人魚雷で、海で特攻するための兵器です。
以前にも、同県周南市沖合の大津島にある「回天訓練基地跡」を取り上げましたが、そのとき基地跡はしっかり見学したものの、回天記念館は閉まっていたため、実物や模型を拝見してませんでした。
それ以外にも、回天に関わる史跡は3つあったらしく、ここはその一つ「回天平生基地跡」になるそうです。
現在は資料館になっていて、その駐車場に鎮座してました。
訪問の帰りに、次の予定まで余裕があったので、写真を撮ろうと駐車場に入りました。
実寸大の模型のようですが、その長さに驚きです。
カメラの枠に中々入り切らず苦労しましたが、何とか前・横・後と、しっかり納めることが出来ました。
特に真横は、駐車場から出て、車道側から柵にへばりついて撮影。
かなり怪しい人です。
後ろから見ると、ただの棒状ではなく、抑揚ある流線形であったことを発見し、思わず感動してしまいました。
実は、海辺の鉄道ジオラマを作成中で、係留された潜水艦を組み入れたのですが、その潜水艦が回天を、親亀子亀のように搭載していたのです。
1/700の縮尺だったので、回天は爪楊枝くらいのサイズにしかなりませんが、これを観察したことで、作りこみのイメージが全く違ってきました。
やはり神こそ細部に宿ります。
最期の写真は内部構造の説明版ですが、丁度コクピットのある当たりに設置されてました。
本当に、一人の成年男子が乗り込み、敵艦への体当たりを目指した歴史を考えると、二度と製造してはならない兵器です。
鎮魂の意味も込めて、ジオラマを丁寧に仕上げたいと、オタクなりに気が引き締まりました。
ただ、何よりも大事なのは次のアポです。
うっかり忘れるところでした。