写真の鉄剣を目の当たりにして、感動すると同時に猛省しました。
奥様の実家がある場所から、10数キロしか離れていないにも関わらず、やって来たのはつい最近です。
歴史好きとして、教科書級の「さきたま古墳群(行田市)」に出向いてなかったことに、一緒に連れてきた子供たちの背中を眺めながら恥じ入ってしまいました。
この子らが行きたいと言い出さなかったら、おそらく行ってません。
最近、古代史に特に興味が出てきて、様々な場所をウロウロしているにも関わらずです。
冒頭の鉄剣は、「稲荷山古墳の鉄剣」と呼ばれ、5世紀後半(推定)の古墳時代に作られ、国宝に指定されています。
刀身に、115文字の金象嵌銘文が刻まれており、ワカタケル大王(雄略天皇)に仕えた「ヲワケ」という人物の功績や系譜が記されているという、古代史上屈指の宝物であり資料なのです。
模造品ですが、眩いばかりのショーケースに入れられ、神々しいオーラを発しています。
ルーブル美術館で観た「ハンムラビ法典」に匹敵する気がしました。
馬や武具に関連する埴輪等も充実していて、また来たい衝動にかられています。
下の写真は、鉄剣が見つかった「稲荷山古墳」です。
散策コースとして登頂することも可能で、最も高い後円部には、どのような状態で鉄剣や埋蔵物が発見されたかの丁寧な解説があり、とても勉強になりました。
他にも、日本最大の円墳「丸墓山古墳」を始め、大小様々な古墳が集中していて、無料開放されていたのには感激です。
散歩だけでなく、トレーニングに走っている方もいて、アップ(古墳登頂部)とダウン(堀跡)のある素晴らしいコースです。
また、あらためて思い知ったのは、坂東平野における馬の重要性です。
平地で戦うため、騎馬の重要性が、他の地域よりも際立っているように思えました。
観光地が何もないと言われる埼玉県ですが、大宮市にある「鉄道博物館」の次くらいに取り上げたいと、謹んで喧伝いたします。