数々のトレンディドラマに登場する東京都目黒区の「目黒川」です。
大ヒットドラマ「ロングバケーション」にて、主演の「木村拓哉」が瀬名君役で、目黒川沿いを夜のシーンでよくウロウロしてました。
それ以降のドラマでも、よくこの周辺の光景を目にします。
土日は多くの観光客が訪れるトレンディな場所で、桜が咲く季節は異常な人手となります。
しかし真冬の平日は写真のように非常に静かです。
桜の枝が川面に向かって落ちるように伸びていて、直線基調の「灰色のコンクリート壁」に、桜特有の複雑な曲線の枝が、「黒い影」を作っています。
冬の淡い光が川の水に少し反射して、寂しいながらも独特の境地が表現されています。
じっと佇んでいると、自分の心が照らされているようで非常に落ち着きます。
まさしく「宮本武蔵」の「寒流 日を帯びること 鏡の如し」です。
仕事でこの界隈に伺う機会が多かったので、合間によく黄昏(たそがれ)てました。
いい時間でした。
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