京都の長岡京市西山の麓にある「光明寺」。
広義には「鎌倉仏教」全般の開祖と言っても過言ではない、「浄土宗」開祖の「法然上人」が43歳のとき、最初に念仏を唱えた立教開宗の寺だそうです。
「比叡山延暦寺」で「天台宗」の修業をされていたので、地理的には京都の「洛中」を挟んで対角線上の一番遠いところとなります。
何となく気がひけたのでしょうか?
新規オープンに際し、様々な妨害があったと推察されます。
このように由緒正しく、しかも紅葉の名所でもあるのですが、何故か弁当を食べた記憶しかありません。
しょうもないことでも、それはそれで結構覚えているほうなのですが、記憶はハッキリしません。
ひょっとしたら行っていないかもしれない不安はあるのですが、庭先で弁当を広げた記憶はあるので間違いない前提で話を進めます。
実際の景色も見事だったと思うのですが、写真の「もみじの天ぷら」に心が奪われたのか記憶がありません。
よっぽどお腹が空いていたのかもしれません。
よく見ると仕切りごとに「もみじ」が入っていて、包装の布も「もみじ」です。
さすが京都において、あつかましく「もみじ弁当」を名乗るだけのことはあります。
懐石料理全般の味もおいしく、これだけで「京都の紅葉」が凝縮されている気がしました。
以上なのですが、ずっと気になっていたので書いたことでスッキリしました。
もう一枚、証拠となりうる写真です。