埼玉県秩父方面から群馬県を経由して長野県へ続く武州街道。
今は国道299号線ですが、その群馬県と長野県の県境が「十石峠」です。
嫁さんの実家から愛車「フィアットパンダ」にて、単身トコトコと大阪へ向かいました。
この街道沿いに「御巣鷹山」があり、「日航機墜落の慰霊碑」があります。
当初立ち寄るつもりだったのですが、なんか怖くなって行かずに通り過ぎました。
そのまま峠に着いたとき、ポツンと佇んでいるのを見つけて撮らせてもらいました。
ここから先の長野県には「道祖神」が多く、基本的には二体で愛らしく鎮座されています。
ただこの仏様は一体。
枯れ葉に埋もれ、空き缶が花差し代わりです。
寂しい形ですが、「孤独」が「強さ」に変わっている気がします。
決して意固地になっているわけでもなく、来るものを拒まない自然体の清々しさを感じます。
日航機の慰霊も込めて手を合わさせてもらいました。
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