2019年11月23日土曜日

苫小牧


北海道を旅しています。

乗り換え時間があったので昼食を食べようと「苫小牧駅」に降りたのですが愕然としました。

駅に隣接するショッピングセンターが閉鎖されています。

食事をするような店も周辺にありません。

何かないかと裏口に回っても巨大なバスの停留所がほどんど使われずにあるだけで、本来なら店であろう場所にはシャッターが降りています。

一つ開いているところに行ったら床屋でした。

駅周辺の施設は大振りに建設されているのに、人の歩いていない閑散とした雰囲気は、まるで80年初頭の廃れた共産圏の町のようです。

未乗線に乗るため駅に戻りました。

写真はそのときに駅のフォームから撮影したものです。

寒いですがよく晴れた空に、高い煙突から煙がもうもうと出ていて、自分の感じたイメージが体現されていました。

イオンとかは郊外にあって賑う場所はそれなりにあるようですが、駅はその都市の玄関口で顔でもあります。

ターミナル駅なのに人の気配がほとんどないのは、少し怖く感じます。

その体裁がなくなりつつある事態は、将来にどんな影響を与えてしまうのか、無念のコンビニ弁当を買いつつ不気味に感じました。

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