群馬県北西部にある「四万温泉」。
平安時代の桓武天皇頃に開湯したと言われ、
国保養温泉地の第一号の一つに選定されました。
赤い橋は「慶雲橋」、奥に「積善館本館」があります。
確か文化財の指定を受けているはずです。
本当はここに宿泊したかったのですが、仕事に関連しての訪問だったために、この手前の旅館での宿泊でした。
泉質は「ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉」。
よくわかりませんが、効能は間違いなく高そうです。
実際に入浴したところ、肌にまとわりつくような泉質で、皮膚が喜んでいる感じがしました。
強酸性の「草津温泉」で湯治した後、肌を整えるのに適したらしく、「草津の上がり湯」と呼ばれただけのことはあります。
料理も美味しくて良かったのですが、温泉好きとしては、写真の右脇の木造建築にある「元禄の湯」に入りたくてたまりませんでした。
昭和初期に作られて、大浴槽でなく四角の湯船がいくつも埋められたようにある、大正ロマンが漂う浴場です。
雑誌やテレビにもよく取り上げられています。
朝方の出発前に、周辺をウロウロしてみました。
覗きと思われると困るので、張り付くようには近寄れませんでしたが、遠目に湯船の一部とタイルが拝めました。
しかし余計に想いが募ります。
必ずリベンジ入浴したいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿