写真の山頂を見て頂くと、キノコのような構造物が複数確認出来るかと思いますが、ウルトラマンとかに登場しそうな巨大なパラボラアンテナです。
ここは鹿児島県東部の大隅半島でも、最東端の海岸部にある「衛星が丘」で、ロケットの発射場があるのです。
〝衛星〟と書いて、〝ほし〟と読むそうで、ちょっと宝塚な趣があります。
一般的には、同じ県内でも島にある「種子島宇宙センター」が有名ですが、同じ「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」が運営しており、「内之浦宇宙空間観測所」と呼ばれています。
早朝から車でやって来たのですが、初夏の素晴らしい青空が広がるドライブでした。
山間部が多い鹿児島県でも、大隅半島は特に山深いといいますが、人が立ち入れない自然の力強さが伝ってくる地域です。
その雰囲気を十二分に味わいながら、太平洋が拡がる海岸線を目指して進んでいきました。
道幅はさほど狭くないのですが、寂しい感じはどんどん増していきます。
突然、スカイラインような道幅の大きい道になり、突き進むとこの光景にぶち当たりました。
澄み渡るような明るい景色なのですが、人の気配が全くないせいか、かえって不気味に感じました。
ここで出会うとしたら、宇宙人じゃないかと。
白昼に拘束されたら、完全な行方不明です。
この車もよくよく眺めると、「ウルトラマンセブン」に登場するカプセル怪獣「ウィンダム」に似ているような気がしてきます。
結局は何事も起きませんでしたが、人と出会うことが一度もなく、孤独に芝居でもやっているような現実感のない感覚が残りました。
最期の写真にあるアンテナらしきモノも、説明版を読みましたが頭に入りませんでした。
どう見ても、地球防衛軍の基地の一部ではないかと疑ってしまいます。
ここは、今だに「ウルトラマンセブン」の山中に隠された秘密基地「地球防衛軍極東基地」なのではないかと錯覚したままです。
第4ゲートが開いて「ウルトラホーク1号」出てこないかなあ。
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