言わずと知れた「六本木ヒルズ」です。
霧のかかった建物を下から見上げたとき、スタートレックの「エンタープライズ号」を連想しました。
いろんな色の明かりが、艦橋の円盤部分の窓と似ていて、すごく近未来感が演出されていました。
すぐそばに蜘蛛の大きなモニュメントもあり、未開の地に向かう「カーク船長」一行のドラマ設定も彷彿させ、勝手にワクワクしてました。
大江戸線が出来てから多少変わりましたが、日比谷線の六本木駅から周囲のエリアは「陸の孤島」化しているところが多く、新宿のように超高層ビルは少ないせいか、ビル自身の輝きがより強く感じます。
山で例えれば連峰ではなく独立峰のように、単独ならではの美しさと存在感があります。
仕事で行くことが多かった南西側の「広尾」方面は、特に大好きなエリアです。
外国の大使館が多く、上品な外国人が日中闊歩してます。
敷居の高さが車の車種にも出ていて、「ランボルギーニ」とか「フェラーリ」とかの、普段雑誌でしか見たことのない車が普通に路上駐車されています。
よく普段着の芸能人も見かけます。
昼間の飲食店に入るのも、値段的に勇気がいる恐ろしいエリアなのですが、その対価として好奇心が満たされる場所でもありました。
「ハラハラ」と「ワクワク」はいつも紙一重です。