北欧フィンランドの内陸部「ペタヤヴェシ」という町にある「古い教会」です。
世界遺産なのですが、そのまま「ペタヤヴェシの古い教会」で登録されていて、教会の正式名称がわかりません。
「とりあえず行っておこう。」ぐらいの気持ちで訪れてビックリです。
無知なだけかもしれませんが、このデザインを見て、日本人の感性とは全く違う世界観で築かれた建物であると思いました。
これほど異質に感じたのは始めてでした。
日本文化は長い歴史において、様々な海外文化を何気なく取り込みつつ、自然に馴染ませていると思っています。
しかし自分の直感として、今まで接点のなかったデザイン様式がここに存在しているのだと素直に驚愕しつつ、偶然出会えたことに感動しています。
こういうとき、「旅」を趣味としていて本当に良かったと思います。
しかし近づいて建物の細かい意匠に注目すると「マリメッコ」や「イッタラ」などの、日本でも人気の北欧ブランドの原点のようです。
北欧といっても、厳密には「ムーミン」も含め上記のブランドは、みんなフィンランド発祥なのだと思い出しました。
そのうちご近所にこんな様式の結婚式場が建つことは十分ありえます。
恐るべし日本と思いますし、このような風土に住めて、あらためて幸せを感じます。
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