「袋田の滝」以外に観光地があまりイメージできない「茨城県」が舞台です。
「城巡り」で一応ウロウロしてますが・・・、あまりぱっとしません。
ただ写真にうっすら背景として浮かんでいる「筑波山」は日本百名山であり、地域の象徴です。
南北朝時代に南朝の重臣「北畠親房」が東国の失地回復を目指し、「大和国(奈良県)」から「常陸国(茨城県)」へわざわざ海路で向かいます。
この時代の公家様はダイナミックです。
「後醍醐天皇」の親王始め、他の方々も参戦し全国展開しています。
「霞ヶ浦」湖畔の「神宮寺城」に先ず入り、筑波山南部の「小田城」に居を構えます。
この時期に教科書にも登場する「神皇正統記」が執筆されました。
その縁もあってか、明治維新に影響を与える「水戸学」が影響を受けている気がします。
私も負けじと南朝方の「下妻・関・大宝・真壁」諸城を回りますが、山がいつも背景に見えました。
「西の富士・東の筑波」とも呼ばれるらしいですが、実は標高877mしかありません。
周囲に山がなく、独立峰に見えるため、より大きく存在感があります。
「オンリーワン」がどれだけ貴重な存在になるかの好例ですし、個性こそそれを大事にすべきと思います。
あ、「偕楽園」の梅を忘れていました。
シーズンなのにすみません。