桜の季節に一度取り上げました「鳥海山」の遠景です。
まだ肌寒いですが、澄んだ空気もおいしく気分爽快です。
この山とそこから裾に広がる田園を見ると、間違いなくここの米はうまいと確信してしまいます。
「山からの伏流水が周囲の田畑を潤しているのだろうなあ。」と必然的に連想せざるをえません。
旅で、「駅弁」開拓も楽しみの一つなのですが、その「駅弁」の冷めたご飯で、総じて日本海側の米は旨いと感じています。
話が飛びますが、祖父がデルタカフェの近くで農家を営んでおり、米を作っています。
しかし高齢化のため、母親が主体となって手伝っており、私も店同様に中途半端な形で関わっています。
このような事情で今は十分に米を作れていないのですが、日本海側に負けず旨いです。
慣れ親しんでいる味だからではなく、銘水100選のトップにある石鎚山系の水を享受している田畑が、そもそも負けるわけがありません。
周囲の休耕地が年々増えていく中、「将来農業にもっともっと関わらないと。」と思う危機感だけはこの体たらくでも一丁前に持っています。
日本海側とか大雑把なくくり方をしてしまいましたが、日照条件や寒暖差で、味わいに大きな差が出るかと思うので、「個」の確立がもっともっと必要な領域なのかもしれません。
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