東日本大震災後に初めて房総半島より北の太平洋を訪れました。
茨城県水戸市の海側にある「ひたちなか市」の海岸「阿字ヶ浦(あじがうら)」から北に向かって撮影したものです。
砂浜に何組かのカップルが繰り出しており、夕方のムードある光景です。
震災前後の変化はここでは何も感じませんでした。
しかし車の先に霞んで見える巨大な煙突は発電所のものです。
これは「火力」ですが不気味に見えます。
長い海岸線に突き出すように造られた埋立地にあり、ここから「東海村」の領域となります。
原子力発電がスタートした地で、現在も多くの原子力関連施設があり、日本の原子力産業の一大拠点となっています。
ここから東北へ向かう海岸線は「おいしい魚の獲れる良港」と、「エネルギー関連施設」が交互に存在する印象があります。
その中には「福島原発」も当然ですが含まれています。
今しがた海鮮丼を食べてきた「那珂湊おさかな市場」とあの煙突がオセロゲームを闘っている気がしました。
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