写真は、茨城県水戸の「偕楽園」と言いたいのですが、正確にはすぐ「そば」です。
場所は間違えて通った場所なので全く覚えていません。
何故かナビがこの畦道をルート指定して入り込んでしまいました。
無事通過出来ましたが「梅園」のど真ん中であり、せっかくなので下車して撮影しました。
白が多めで、写真は少し咲き掛けですが、周囲の紅梅白梅ともに見事でした。
でもやっぱり地味です。
花の形は、工芸的・民芸的にこれほど素晴らしい意匠になる素材はないと思っています。
が、逆にまとまりが良すぎるからでしょうか。
「桃」のように見上げないといけない高さがありませんし、「桜」の枝ぶりのように「枠」をはみ出すような大胆さが感じられないからかもしれません。
「明治維新」でも、どこか職人気質でおいしいところを持っていかれてしまった「水戸藩士」のイメージとかぶる気がしてしまいます。
「偕楽園」も「日本三大名園」に列挙されますが、「兼六園」や「後楽園」と比べるとやっぱり控えめです。
そういえば印象派の画家「ゴッホ」は日本好きで、浮世絵を参考にした「梅」の習作があります。
そのちょっと残念な感じが「アーモンド」や「オリーブ」よりも、個人的には似合っていると思います。
茨城県で派手なのは、「水戸泉」の塩テンコ盛りの土俵入りくらいかなあ。
世界の人から見た「日本人」って、こんな感じかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿