「津和野線」にて乗るべきSL列車を待っているときの一コマです。
この写真は、「撮り損ねた~。」とずっと思っていました。
実はこのあとデジカメトラブルのため、入線直前の近距離撮影がままならず、「撮り鉄」として不完全燃焼のまま、SL列車に乗り込む羽目になりました。
しかも翌年は台風被害による路線の一部崩壊があり、SL列車の運行はしばらくお預けとなってしまいました。
撮り直しにも行けません。
しかし数年たって写真を観てみると、年を取って多少なりとも価値観が変わってしまったのか、恥ずかしくも「青春」を感じてしまいました。
大学生になって始めて「青春18切符」を使い始めた頃を思い出します。
今でもそうですが、列車が来る直前に何故こんなに待ちわびた気持ちになるのか不思議です。
映画においても、鉄道関連の景色はストーリの旅情を作るうえで重要なアイテムです。
殺風景な景色の中にポツンとある駅に、列車がやってくる。
「人」だけではなく、「異文化」も一緒に乗せてくるのが、鉄道における「原風景」かもしれません。
何かしら想像が膨らんでワクワクします。
0 件のコメント:
コメントを投稿