別名「沢庵寺」とも呼ばれ、剣豪「宮本武蔵」の「心の師」的な存在であり、漬け物の「たくあん漬」の由来でも有名な「沢庵和尚」に縁の多い寺です。
ここでは、和尚が作った「鶴亀の庭」や「心字の池」が有名なのですが、個人的には入り口近くの鐘楼下にある写真の庭に惹かれました。
奥に進むに対して微妙に上り斜面になっているためか、かなりの奥行きを感じます。
そのため全体が鳥瞰しやすいので、大きくない石でもより立体的に見えます。
うまい工夫だなと感心しました。
また、風の通り道にもなっているのか木々が少しそよいでいて、「枯山水」庭園なのに「動」の気配を感じます。
構成だけでなく、取り巻く周囲への配慮が、庭に「何か」を生み出しているのだと教えてもらえました。
庭への興味は年々増していて、「庭園」巡りは「旅の目的」に無意識に織り込まれるようになっています。
これからも、更に「わからない何か」を見極めていきたいです。
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