2019年1月12日土曜日

姨捨(おばすて)


長野県の「松本駅」と「長野駅」を結ぶ「篠ノ井線」。

県内の主要2都市を結ぶ線でありながらも、その都市名は使われず、何故か線内にある「篠ノ井駅」が線名になっています。

しかし「信越本線」と「しなの鉄道」が乗り入れており、その路線の限定駅でもありません。

特に有名な駅でもないのに、どうして線名に選ばれたのか不思議です。

何かマニアックな経緯があるんだと勝手に思っている次第です。

話が逸れましたが、写真は路線上にある「日本三大車窓」で有名な「姨捨駅」からの冬景色です。

寒いですが、空を飛んで鳥瞰しているような景色は圧巻です。

夏の景色も大変素晴らしいのですが、フォームで涼んでいる人があまりにも多く、景色に集中出来ません。

ここは基本的にローカル線ですが、最近驚くことを発見しました。

何と豪華寝台列車「四季島」がわざわざここを通過し、この景色を眺望するらしいのです。

そのため長い車両が停車出来るように、駅自体が改装されました。

以前に寝台列車を語ったとき、明確な目的地に向かわない最近の「周遊型豪華列車」には旅情がないようなコメントをしたのですが、周遊するってよく考えれば「ウロウロする。」ことと同義です。

少し親近感が沸いてきました。

まあ、あまりに値段が高すぎて乗車出来るような距離感ではありませんが・・・。

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