石川県にある「山代温泉」の共同浴場「総湯」。
その二階からの展望です。
最近出来た建物ですが、屋根は「檜皮葺き」の凝った造りになっていて、一階がステンドガラスに囲まれた大正ロマン風の浴場にデザインされて、相当レトロ感を意識しています。
ただ全てが真新しいので、趣が出て落ち着くのにもう少し時間がかかるかと思われます。
二階は自由に涼めるようになっていて、お茶・水も飲み放題です。
しかし自由というよりも、放置されているというか、もっとひねりが欲しいところです。
日本三大銘菓の産地「金沢」のお膝元だけに、有料ででも和菓子の一つくらい提供すればいいのに、と考えてしまいました。
1300年も続く古い温泉で、泉質も悪くないのですが、「山代に行く。」と言えば「女遊びに行く。」と思われるほどの、大歓楽温泉でした。
その手の温泉は全国的に衰退しているとも言われています。
ここに立ち寄る前に周囲を車で回ったのですが、廃墟になったところも多く実際そのように感じました。
しかし写真のように新しく再構成されつつある姿も見受けられます。
星野リゾートが進出してたりもして、今後の再開発に興味が沸きました。
また寄らせてもらうつもりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿