歴史の感じるスポットをうまく観光化している鎌倉の中では、やや北側の離れた場所にあり、本来の歴史が持つ威容を保っていると思います。
「元寇」の戦死者を弔うべく八代執権「北条時宗」が、中国宋の高僧「無学祖元」を招いて建立された寺院です。
現在の敷地も広く、塔頭も多く残されていて、紅葉の参道は非常に清々しかった記憶があります。
意外に思われるかもしれませんが、鎌倉は戦国時代に焦土と化して、しばらく歴史の表舞台から姿を消していました。
そのため建造物で歴史的価値の高いものはあまり残っていません。
国宝クラスになると、ここの「舎利殿」くらいです。
しかしその拝観はGW等の限られた時期のみで、ふらっと観ることが出来ません。
週末とかは東京圏の方々が大挙して来ることが多く、時間帯を選んで行き来しないと渋滞がスゴいことになります。
それでも飲食の領域では魅力的な店が多く、なんだかんだと訪れることが多かったです。
コロナ後の影響は狭い地域なのでどうなるのか心配です。
次に訪れられるのはいつになるかと思いますが、魅力都市「鎌倉」の輝きを失ってほしくないと切に願います。
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