写真は「東京国立博物館」を構成する「表慶館」の天井窓です。
エメラルドグリーンよりも更に明るい色調が、白亜の建物内部をより引き立てています。
正門から見ると、真正面にドーンと鎮座する「本館」の左側に位置します。
恥ずかしながら、反対の右側が「東洋館」であるため、建物の印象から勝手に「西洋館」だと、ずっと間違えてました。
明治末期に大正天皇のご成婚を記念して、有名な建築家「コンドル」の弟子である「片山東熊」が手がけたもので、当時の洋風建築を代表する建物として、国の重要文化財に指定されています。
博物館の中でも、ココは所有美術品の常設ではなく、他国の美術品を招いての企画展が多いように思います。
あまり目立たず、しれっと開催している印象ですが、中身はむちゃくちゃ濃い目です。
このときもシルクロードからオリエントにかけての美術品が企画展示されていました。
意外だったのは、緑色の釉薬が多様されていて、「織部焼」に近いものを感じたことです。
茶系の砂漠地帯には「青」とか「緑」は非常に目立ちます。
じっと眺めていると中央アジアを旅したい思いに駆られました。
帰るときにライトアップされていた景観は、格別にお見事でした。
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