2024年7月20日土曜日

カルタゴ


 シチリア島の一周も、いよいよ終盤です。

時計に例えると、時計回りで10時くらいまで来ました。

空中都市「エリーチェ」に向かう時に、海の中洲がかろうじて見えます。

ここは「フェニキア人」の通商国家「カルタゴ」の遺跡で有名な場所です。

紀元前3世紀に、「ローマ」と地中海の覇権を争った「カルタゴ」。

現在の北アフリカにある「チュニジア」辺りを中心地域として、地中海を挟むように対峙しました。

そのため中間地帯となるシチリア島西部は、「カルタゴ」の拠点となったようです。

そのため、「ローマ」とシチリア島の領有を巡って「ポエニ戦争」が始まります。

名将「ハンニバル」のアルプス越えによるローマへの攻撃とかもありましたが、虚しく紀元前146年に滅亡しました。

そのため、謎に包まれた状態でしたが、手つかずの中洲でその遺跡が発見されたそうです。

今回は時間がありませんが、紀元前のアフリカに存在した国家がどのような文化を持っていたのか、興味の対象がまた一つ増えました。

でも今は時間がありません。

相変わらず、慌ただしい旅です。

0 件のコメント:

コメントを投稿