「会津若松駅」に着くまでほとんど闇でした。
各駅毎の駅舎の明かりしか印象が残っていません。
新潟県と福島県の山奥同士を結ぶ線です。
時間も遅いのでただでさえ少ない民家の灯も消えていたと思われます。
全く景色が見えないことに納得出来ず、予定を変更して翌朝引き返すことにしました。
日本海へ注ぐ「阿賀野川」へとつながる「只見川」に沿って、遡るように延々と走ります。
山も川も凍っているように見え、並走している街道にも車が全く走ってないので、列車以外は時間が止まっているように感じます。
写真は「会津川口駅」での一枚です。
停車時間が長かったので、下車して散策しました。
風もなく静寂が周囲を支配しています。
列車もエンジンを切ったのか、途中から完全に「音のない世界」でした。
歩くと雪の音を鳴らしてしまうので、もったいなくてじっとしていたくらいです。
マニアックですが、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する悪の帝王「デュオ」の、時間を止めるスタンド「ザ・ワールド」を思い出しました。
引き返して本当に良かったです。
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