東北地方の太平洋岸を走破しようと思い立ち、夜中に千葉県船橋市を出発、茨城県を経由、福島県のいわき湯本まで高速で走りました。
そこから地道で、海岸に一番近い街道を選んでひたすら北上、夜が明けた頃に、ほとんど宮城県の手前、福島県相馬市の「松川湾」で休憩しました。
「日本の渚100選・白砂青松100選」にダブル認定されている場所ですが、他の選定場所が流麗な曲線イメージに対して、ここは堤防の役割も兼ねて直線基調で浦が固められています。
一番海に突き出た部分も直角に曲がります。
写真はそのコーナーの手前で撮影した一枚です。
台風接近のため海も荒れており、海へのむき出し感がより太平洋の荒々しさを伝えています。
後方には松林があり風光明媚な空間です。
そこを通ってここにたどり着くと、その「静」と「動」の対照がより際立ちます。
しかし東日本大震災で壊滅。
ラジオで、ここの港が復興に向かう話題を伺い、ただ祈るばかりです。
本当にそれしか出来ないんだと思います。
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