宵の口に光の膜に包まれた感じが、より曲線美を引き立てます。
デザイン的にも水平ラインが強調されているので、くらげ的というか生物的な「なまめかしさ」が漂っています。
最初の出会いは中学2年のときの就学旅行です。
タワー内の観光地にありがちなお店で、ありがちなサーフボード形のキールダーに名前を彫ってもらったのを覚えています。
それで友達と盛り上がっていたせいか、タワーから展望したであろう景色は全く記憶にありません。
改めて観てみたいなと思っています。
寺院などの歴史的建造物の陰影がよくわかる夕暮れ時なんかに昇ると最高かなと、まだ見ぬ景色を想像してしまいます。
この写真を撮っている今こそチャンスなのですが、電車に乗る時間が迫っていて無理です。
毎回この繰り返しです。
このタワー建設に際しては、賛否両論が吹き荒れ、やや騙し討ちに近い経緯で完成したそうです。
古都としては、おそらくラブホテル建設どころの次元ではなかったと推察されますが、今では「レトロ」の領域で意外になじんでいるように感じます。
目新しいものを取り組んでなじませていく空気は、「都」としての大事な要件なのかもしれません。
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