愛媛県の「佐多岬」ではありません。
鹿児島県の大隅半島南端に位置する「佐田岬」です。
つまり本州の最南端です。
この海の先に「屋久島」や「種子島」があり、天気の良い日は眺められるそうです。
ここに来た目的は鹿児島県の東側であった「大隅国」の城跡巡りをするためでした。
岬周辺には城跡はなかったのですがここまで来れば、先端まで行きたくなったので向かった次第です。
行って大正解でした。
高知県の「足摺岬」よりもはるか南に位置するため、より亜熱帯の環境です。
年末なのですが、道中のジャングル感が半端ありません。
駐車場からの歩道も、「ガジュマル」の木々がせり出して茂っていて今にも動き出しそうです。
子供とか絡め取られて養分にでもされそうな不気味さが漂います。
トンネルもくぐり抜けて漸く写真の景色です。
灯台は先の岩場にあってたどり着けないことに少しがっかりしました。
しかし強風と時化た海が灯台を囲んでいるのをしばらく目の当たりにしていると、あんな場所に行ったら何に取り憑かれるかわかったものじゃないと思い直しました。
未開発の自然がほとんど残っているからこその「怖さ」をじわじわ感じる場所でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿