何故かいつも京都「嵐山」に伺うと通ってしまうこの通り。
青に近い緑の涼しげな色合いに爽やかな気分も感じはするのですが、竹が持つ空間を遮断する力を強く感じでしまい、「魔都」京都への入口ではないかと錯覚してしまいます。
写真のように空を見上げても、美しいのですが逃げ道が閉ざされていくような恐怖を感じています。(私の勝手な感覚ですが・・・。)
場所は意外にも「大河内山荘」から「天龍寺」を結ぶメインストリートです。
日中は多くの観光客がぞろぞろ通行していてそれほどでもありません。
しかし早朝や夕暮れ時の時間的に寂しい頃合いになると、都郊外の独特のもの悲しい風情が急に漂い始める気がします。
無縁墓で有名な「化野(あだしの)」も近くにあり、この周辺は怨念系の要素が強い史跡が多いように感じます。
わざわざ行かなくても思いつつ、雅さの陰に隠されたドロドロしたところに京都の魅力を感じているのかもしれません。
昼ドラと観るのと大差ないのかなあ。
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