「現存12天守」に数えられる城で、唯一の山城です。
同名で比較される「伊予松山城」は山頂に本丸があっても、二ノ丸が平地にもあるため、「平山城」に分類されて該当しません。
険しい場所に整然と築かれた石垣と土塀が大好きで何度か登っています。
標高が高く奥まっているため、写真は天守閣からの眺めですが、城下町はほとんど見えません。
しかし一層にある、全体のバランスとしてはかなり大きな唐破風の屋根が、必ず視界に入ってきます。
この少しいびつになった丸瓦葺きが素朴で大好きで、個人的には一番萌えるポイントです。
また天守閣といっても二層しかありません。
内部を拝見した印象としては、平成の復元後は塀や櫓も増えて全体が綺麗になりましたが、その以前は古ぼけた神殿か仏殿の気配を感じました。
奥まって位置する「二重櫓」が、天守閣と大して高さが変わらないのと、更に奥に遺構があるため、実質の天守閣の機能を有していたのではないかと考えてしまいます。
近年は、大河ドラマ「真田丸」のオープニングCGに使われましたし、雲海に浮かぶ城として人気急上昇です。
最近は城全体が拝める展望台が大人気と伺ってますので、次回は立ち寄りたいです。
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