北海道の「函館駅」から「札幌駅」に向かう「函館本線」は、この「長万部駅」から内陸部に入っていきます。
ここからは「ニセコ駅」や「小樽駅」を経由する、鈍行しか走らない超ローカル線になるのです。
当たり前のように、特急や寝台列車が走っていく「室蘭駅・苫小牧駅」や、「千歳空港」近くを経由する主要線は、「室蘭本線」と「千歳線」への接続となり、実は別路線になりますす。
乗り鉄として制覇出来てない主要路線のラストがここでした。
部分的な未乗区間は残っていますが、ほぼ完全制覇となり、この「長万部駅」で乗り換えを待っている間、いよいよかと、妙な高揚感があったのを思い出します。
しかもココには素敵な駅弁「かなや本舗のかにめし」と、駅前なのに源泉掛け流しの「長万部温泉」があります。
弁当を買って時間が許すまで、「丸金旅館」にてお湯を堪能しました。
濃い塩化物泉で湯船に成分が付着してます。
小さいながら露天風呂もあり、貸し切り状態で楽しめました。
写真は風呂上がりに涼むべく大きな路線橋に上がったときの一枚です。
弧を描くのが、今から乗る「函館本線」です。
北海道独特の空虚さを感じるとともに、町の栄枯盛衰が伝わってきました。
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