なかなか取り上げることがない「茨城県」ですが、魅力度ランキングが都道府県全体で万年最下位だったのは、失礼ながら納得できます。
マニアックな自身の趣味を度外視すれば、「袋田の滝」くらいしか思い浮かびません。
最近、「栃木県」が入れ替わりで最下位になったようですが、「日光」が県内である印象が薄かったからではないかと推察します。
話が逸れましたが、県下で最大の規模を誇るのが「真壁城」です。
国史跡の指定を受けている連郭式の平城です。
「真壁氏」代々の居城として鎌倉時代から戦国末期までの長期間にわたり存続しました。
「関ヶ原」前後は水戸の「佐竹氏」の動きを牽制するため、徳川氏はこの城を押さえとしたようです。
一旦は「上杉討伐」で「会津」に向けて北上していたのを、「栃木県の小山」から引き返して「関ヶ原」に向かうわけですが、その気があれば「佐竹氏」は側面から「徳川連合軍」を襲うことが出来ます。
地理的にもかなり重要だったと思われます。
実際に訪れると早朝だったこともあり、本当に静かでした。
ウロウロしたのですが、写真にある桜の爽やかな印象しか残っていません。
つくづく「茨城県」らしい城だと思いました。
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