漸くちゃんと伺うことが出来ました。
堀の水面に夕焼けが映え、まばゆい景色でした。
前回は夜の訪問になったのですが、地元の方々が提灯を張り巡らせて「祭り」を開催していたため、立ち入ることが出来ませんした。
この「安田城」は、富山県富山市の内陸部にある「連郭式平城」です。
後から造成されたように見えますが、当時の遺構をそのまま整備しただけだそうです。
戦国末期に、前田家の家臣が築き、徳川の時代に廃城にされたそうです。
「山城」だったら、そのまま残されているのは貴重とはいえ、数は結構あります。
(北陸は大規模な戦も多かったので、特に宝庫です。)
しかし戦国期の「平城」で、本丸・二の丸に加え、もう一つの三郭まで残っているのは、かなり珍しいです。
周囲の田畑と同化していたらしいですが、堀跡も郭を取り囲む幅広の土塁も、残存していたらしいです。
下の写真は駐車場からで分かりにくいのですが、道路の先の緑が、蓮が茂った堀です。
その先の丘が、土塁に囲まれた本丸です。
愛媛県からのドライブだったので、着いたのは夕方になりました。
芝生で覆われた土塁に立って眺めると、いい風に当たれました。
更にここから埼玉まで旅は続きます。
長い道中での、散歩も兼ねた休憩が出来た、城跡でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿