2023年1月21日土曜日

干上がった船


九州の北沖合いにある「対馬島」を車で一周していたときです。

半時計回りに回っていて、ちょうど「韓国」が見える展望台を12時の方向として、1時くらいの位置で発見しました。

干潟のようになった入り江の際にあって、陸に引き上げられて放置されているのか、干上がって残されたのか、微妙な位置でした。

とても気になったので、近づいて写真を撮りました。

いつからあるのかわかりませんが、上段の水色と船底の赤色が、キレイに変色しています。

太陽の日差しで、乾いて落ちてしまったのか、泥の類が一切付着していません。

そのせいか「錆(さび)」が見事に浮き上がっています。

車好きにとっては大敵の存在ですが、このときばかりは美しいと感じてしまいました。

模型作りにも参考になります。

ぐるぐると周囲を回りながら細部を確認した次第です。

操舵室の内部も覗いたのですが、木製の部分も朽ちながらもキレイに原形を留めていました。

日差しが、丁度ハンドルにあたる舵に、ピンスポットで当たっていました。

動かしてくれと、せがまれているように感じました。


対馬

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