「仙台藩」で有名な「伊達氏」。
戦国時代末期に、奥州南部の大半を支配するまでの戦国大名となった「伊達政宗」でしたが、もともとは山形県「米沢」が地盤でした。
「乗り鉄」として鉄路で判断すると、「米沢」は閉ざされた地であり、守りやすく、攻めやすいと思います。
ここが本拠地になっていったのは、戦国時代の戦乱を考えると納得出来ます。
しかし発祥の地は、そこから南東部の福島県「伊達市」にあった、「高子岡城(たかこがおかじょう)」です。
写真のように、跡地に「亀岡八幡宮」があり、その鳥居が迎えてくれます。
それに加えて、すぐ脇をを「阿武隈急行」が走っていて、「高子駅」が目の前にありました。
城跡と鉄道がミックスされた風景にテンションが上がります。
始祖は「中村朝宗」という方で、鎌倉時代初期に「御家人」として「奥州藤原氏」の討伐に参加しました。
その戦功により、この周辺の「伊達郡」を与えられました。
これから名乗る「伊達姓」は、ここの地名に由来します。
行ってみると、果樹園が多く豊かな地帯に感じましたが、「東日本大震災」後には、いつも天気予報の雲レーダーがかかっているエリアに入っていました。
昨今の風評とかが、どうなっているのか心配な状況でもありますが、頑張って欲しいものです。
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