「軍艦島」は現在進行形で存在します。
「広島県竹原市」の沖合にある「契島」がそうです。
日本で唯一の「鉛」精錬所であり、国内使用される四割以上がここで賄われるそうです。
写真は、愛媛県側の島から「竹原港」に向かう船上から撮影しました。
日差しに反射する金属質の外観、時折点滅する光や、後方に煙も見えることから、明らかに現役で稼働していることがわかります。
島全体が、企業所有となっているため、関係者以外の一般人は、上陸することが出来ません。
それでもマニアの無断上陸が後を絶たないそうです。
何となく気持ちはわかりますが・・・。
小学校3・4年生の頃に、社会科の授業で、地元の産業や歴史を習いました。
「別子銅山」に関わる話が非常に多かったです。
そのとき公害対策として、沖合で「銅」の精錬を担っていた「四阪島」と、非常にダブるものを感じました。
「大煙突」からモクモクと煙を出している威容が、写真の記憶と共に目に浮かびます。
実際に上陸したことはありませんし、残念ながら「大煙突」は倒壊の恐れがあるため、解体されたそうです。
しかし産業遺産を残しつつも、現代設備が稼働しており、今でも現役だそうです。
もし自分が船とか所有したりしたら、行ってしまうかもしれません。
有史以前から、航行の歴史が続く瀬戸内海には、面白そうな遺跡が人知れず隠れていると思うので、いろいろ探検してみたいものです。
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