489系のボンネットのラインは、いつ観てもほれぼれします。
鉄道模型のコレクションに加えたい車両でもあります。
今は「北陸新幹線」が開通したので、事実上の運行廃止となってますが、以前は「東京:上野駅」と、「北陸:金沢駅」を結ぶ夜行列車でした。
しかも、世の中「新幹線」か「特急」が占める中、「急行」とは。
それ自体が、当時でも珍しい存在です。
下りは、確か23時台に「上野駅」を出発するため、一杯ひっかけてから乗車しました。
この路線が面白いのは、ほぼ同時刻・同区間を寝台列車「北陸」も走ることです。
こちらは赤いボディの電気機関車が牽引しますが、ホームにて並んでいる姿を、酔っぱらった状態で目にすると恍惚としてしまいます。
「昭和」を象徴する圧巻の光景だったのだと、今更ながら思い出されます。
白いカバーが装着された指定席に、進行方向を向いて座り、出発を待ちますが、すぐにウトウトしてしまいます。
途中に「群馬:高崎駅」に停車すると、「東京:新宿駅」からやってきた「ムーンライドえちご」とも出会えます。
懐かしさの三重マルともいえる路線でした。
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