2023年12月23日土曜日

三陸鉄道リアス線


過去の写真を眺めていて見つけました。

「東日本大震災」前の「三陸鉄道」です。

少しショッキングな色調の車両となっています。

「全線制覇」に向けて旅をしていた自分にとって、最大の難所が「東北地方」の太平洋岸を走るこの路線でした。

西日本の方には、分かりにくいのですが、「東北地方」は、「中国地方」と比較すると、遙かに大きな面積を有しています。

そのため、長い走行距離を有することになり、時間が余計にかかります。

しかも連結が良くないのです。

サラリーマンの限られた休暇では、何度も「東京」から行ったり来たりの行程を強いられました。

その分費用も嵩みます。

結局、この路線の完乗に約3年かかりました。

この日は、新幹線で青森県「八戸駅」まで行き(料金が高い!)、「八戸線」を制覇した後、更に南下していきました。

当初は天候が悪く、雨が降っていましたが、徐々に回復して晴れやかな日差しとなりました。

写真は確か「釜石駅」だったと思います。

フォームをブラブラするだけでしたが、鋼材か木材の集積地なのか、広大な待避線の跡地がありました。

雨が止んだ直後らしく、山々から霞が垂れ込めていて、幻想的な雰囲気が醸し出されていました。

この約7年後に大悲劇が起こります。

ここも今はどう復活しているのか?

行ってみたいとも思いますが、なかなか勇気が沸きません。

 

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