山形県酒田市の北部、秋田県との県境にある「鳥海山」の南側に位置します。
約1200年前に、不動明王のお告げによって弘法大師が発見したそうで、パワースポットとしても有名だそうです。
伺った頃は、そのような言葉もまだなかったように思いますが、駐車場に停めた時点で、その霊感高らかな雰囲気が伝わってきました。
意外だったのは、滝までの道程がほぼ平面だったことです。
滝のサイズとしては、高さ63m、幅5mとそれなりの規模ですが、岩陰とかの遮るものが全くないのです。
滝の眼前に多くの杉木立こそありますが、フラットに林立して、遠方からでも滝が綺麗に拝めます。
そのまま滝からのマイナスイオンが、ここまで届いているからだとわかります。
季節は冬景色になる直前で、落葉樹の葉っぱはほとんど落ちて、裸の木々の状態でした。
滝の形態は、〝直瀑〟と呼ばれるらしく、見事に上からストンと落ちています。
写真の通り、重力に逆らうことのない垂直な景観でした。
そのままスタスタ歩いて行くと、滝が発しているミストが漂ってきました。
近づくにつれ、そのサイズは増していき、水滴となっていきました。
お肌ツヤツヤ、天然の美容液だと実感します。
当然ながらマイナスイオンの濃度も増していきます。
霊験と美容が渾然一体となる感じは、初めてのことでした。
次回に来るときは、奥様をご案内したいと思います。
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