こんな威圧感のある灯台に来たの初めてでした。
城壁のように見える土台のうえに、灯台が城の尖塔に見えて、さながら城塞のようです。
ここは宮崎県の最南端に位置する「都井岬(といみさき)」にある灯台です。
あいにくの雨交じりの天候だったので、開館日でありながら入り口が閉まってました。
灯台守の方もこんな日に人が来るとは思ってなかったようで、写真のど真ん中に灯台に続く階段を一緒に上りながら灯台を開けてくれました。
ここは灯台の内部に入ることが出来ます。
数少ないですが、全国に内部見学か可能な灯台が存在しているらしく、その訪問コンプリートを目指す御朱印帳が売られてました。
何故か自分には、訪問先に設置されているスタンプを押していく習慣はありません。
マニアックな性癖と自覚しているから不思議なのですが、意外と収集癖はないのです。
いろんなジャンルに好奇心を示しつつも、ぬかるみとも思えるマニアの入り口までたどり着くと、一定量の満足出来るモノを手に入れ、その先は忘れないように継続するイメージです。
まあ自分の感想であり、家族には「全部ぬかるんでるよ。」と突っ込まれること間違いありません。
内部に入ると、円形の壁に張り付くように作られた螺旋階段を上っていきます。
円の中心には、現役灯台として光源を発生させる機械の固まりが鎮座しており、意外とパッケージ化され、まとまっている印象でした。
最近のボックス化された自動車のエンジンに似たものを感じます。
それを脇目に階段を上りきると、下の写真の展望台に出ることが出来ました。
手すりの右側は内陸側で、左側は海側になります。
城壁ように思えた土手は灯台敷地内の大きな風除けの役目を果たしており、反対側は太平洋にさらされて外海特有の激しい風が吹いていました。
時化ていたため、海側の景観ははっきり見えませんでしたが、高い断崖が連なっていることはわかります。
天気が良ければ、灯台の中段にある手すりのところまで更に上がれるそうですが、強風の日は閉鎖していると、あとで伺いました。
九州全体としても東南端の海岸沿いに突き出ているので、岬の位置と周辺の岩礁を知らせる灯台の役目は相当大きいように感じます。
古代に黒潮に乗ってやってきた異文化の方々も、ここは目印にしたのではと、大いなる地政学的なロマンが浮かぶ場所でした。
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