早朝の「広島城」です。朝日に輝いています。
コンクリの再建天守で、文化価値が乏しいせいか意外と知られていません。
しかし原爆で失ったかつての面影は明確に再現してします。
広島は宮島も含めて、古くから西国の要として現在に至っている気がします。
戦国時代を勝ち残って、山間部から平野に進出してきた「毛利氏」の居城であり、近代になっても「大本営」が設置された場所でした。
城内を訪れると本来の縄張りよりも、帝国陸軍の印象が強いです。
ここで痛ましいのは、原爆の熱線で溶けて丸くなっている石垣です。
焼けるのはわかりますが、正直なところ石が溶けるという凄まじさを実感出来ません。
いろいろ妙なところへ行っていますが、原爆ドームだけはまだ勇気がなくて行けません。
しかし壊滅時、草木が100年は生えないとまで言われた状態からの復興、古写真と変わらない形で復元された「広島城」はその象徴なんだと眩しく感じます。
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