「阿蘇」はどの季節に行っても素晴らしい景色を堪能できますが、ドライブするのは何故か冬が多いです。
今回は「外輪山」を回っていて、何気なく車を停めました。
手前に壊れかけたゲートがあったからです。
本来の機能を果たしているのか怪しい存在ですが、怒られることもなさそうなので中に入ってみました。
写真は、そこをくぐって眺めた景色で、「阿蘇山」を囲む「外輪山」の内側に薄日が差し込んでいて、本当に見事でした。
最初は牧場かと思っていたので動物に警戒していたのですが、牛や馬も見当たりません。
奥に進むほど柵らしいものも見えなくなり、どこまでが牧場でどこまでが草原なのか、わからなくなってきました。
不安は募りますが、それとは裏腹に雄大な空間が自分を包んでくれる心地良さがありました。
大いなる安らぎを感じます。
この辺りは何もないように見えて、少しドライブすると結構お洒落な店もあります。
高原のドライブとしては最高です。
他にも濃厚な温泉を有した渋い旅館が多いうえ、食事も地元の個性的な料理が多く、観光地としても楽しいです。
話がとんでもなく飛びますが、これが「シルクロード」ならどうなのでしょうか。
レンタカーもなく、このような景色を移動するのも一苦労でしょう。
日本の国内旅行は、世界で一番便利かと思われます。
更なる未知の「旅」を満喫するうえで、妙なとっかかりを与えてくれた景色でした。
何か新しい「扉」が開きそうな気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿