世界遺産の「平城京」ですが、敷地内を近鉄電車が走っています。
今ならあり得ない光景ですが、当時は歴史遺産としての認知がいかに低かったかの証左でもあります。
しかし「乗り鉄」として早朝に乗ったとき、写真の「平城門」のかなり近くを通りました。
少し靄っていたこともあってタイムスリップするような錯覚があり、妙な心地良さがありました。
まさしく古代奈良の都へ、電車型の「タイムマシン」でやってきた、SFの主人公にでもなったような感覚です。
話は全く変わります。
奈良の方に怒られそうですが、ここに来るといつも抱く感覚があります。
教科書レベルで貴重な文化財ですら、かなり雑に扱っている感じがするのです。
京都とえらい違いです。
例えばですが、怨霊となったことで有名な「長屋王(ながやのおう)」の邸宅跡に某百貨店が店舗を強引に建てたことがあります。
「凄いことするな。」と思っていたら、すぐに某百貨店は不祥事で経営が傾き、その店舗は整理統合の流れで閉店となってしまいました。
迷信も含めてそういった霊感ポイントも多い場所ですが、何故かほっとかれている気がします。
ずっと住んでいると鈍感になるのかもしれません。
何事にも没頭しやすい自分は、特に「家族とのやりとり」が要注意です。
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