2019年8月10日土曜日

伊予松山城


出勤前に自宅マンションのエレベータを待っている間、ずっと眺めている「伊予松山城」。

待つイライラを癒しに変えてくれる私にとって神のような施設です。

このちょっとした毎朝のメンタル面における浄化作用は、健康面の大きなプラスをもたらすような気がします。

写真は夏のイベントで本丸まで登城したときのイルミネーションです。

幻想的な感じは正直しませんが、ハロウィン的で企画としては面白く感じます。

日頃も天守閣はいろんな色にライトアップされていて、帰宅して玄関を開けるときに振り向くと、ピンクだったりブルーだったりしてビックリするときがあります。

二の丸等が平地にあるため城としての分類は「平山城」となりますが、広大な本丸が山頂にあるため実質的には「山城」の風格を持っています。

そのため現代都市のビル群に囲まれても、町中から城を目印に出来るのは全国でもここだけです。

松山城よりも大きい城は、再建天守も含めると数多くありますが、ほぼ平地にあるためビル群で隠されてしまい、なかなかランドマークには成り得ません。

「姫路城」や「松本城」ですらビルの四角に結構隠れてしまいます。

しかも現存12天守の一つで、3つ(他は姫路城・松本城)しかない連立式複合天守。

山頂にあって眺める方角で城の表情が大きく変わる極めて貴重な城郭なのです。

ただ一つ残念なのは一度火災に遭って立て直す際に、五層から三層に変更されてしまったことです。

おそらく高さが低くなったしまったせいか、観る角度で天守閣が連立する櫓の死角になってしまうことがあり、好き故にここだけはどうしてもケチをつけたくなります。

それでも死ぬまで眺めていたい城であることには変わりありません。

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