北海道北端の「稚内」発の最終便、つまり「札幌」行きの夜行列車が出るまで時間があったので、それまで街中を散策することにしました。
日中荒れていた天気もずいぶんと静かになりました。
通りに出ても歩くのに支障はなさそうです。
思い切って先ずは北側に向かいました。
写真は北にある大きな岸壁の内側に造られた防風トンネルです。
思った以上に巨大で、大型トラックでも通れそうな高さです。
その外側は「オホーツク海」に面しています。
そのすぐ北方にロシア領の「サハリン」があり、国境だと思うと軍事施設にも見えます。
実際のところは、波や風避けの目的だけではないのかもしれません。
人気も全くなく正直不気味な気配が漂います。
まだ時間的な余裕はありましたが、このトンネルを通る気にはなれませんでした。
防寒はしっかりしたつもりですが、寒くて酔いはすぐに醒めてしまいました。
そそくさと駅のある中心街に向かい、閉店間際の喫茶店に駆け込んでギリギリまでコーヒーを飲んで座っていました。
でも酒じゃないと体が暖まる気がしません。
こういうときはやっぱりウォッカが必要なのかと痛感しました。
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