京都で最大規模を誇る「妙心寺」内にあります。
ガイドの方に教えてもらうまで知りませんでした。
写真は内部の様子で、唐破風屋根の建物がこじんまり入っている感じです。
道後温泉本館の唐破風と似ていると説明がありました。
一目見たときの第一印象がまさしくそうだだったので妙に納得です。
この内部がサウナになっています。
湯船はありませんが、すぐ脇が汗をお湯で流す平板の空間になっており、うまく流れるように傾斜が少しつけられています。
暑い中に籠もるのも修行の一環だったそうです。
そして名称については、連想通り「明智光秀」にゆかりがあります。
これが出来た経緯というのは、「明智光秀」が「妙心寺」に生前から帰依していたからです。
この寺の塔頭の一つである「太嶺院」の僧「密宗」が、光秀の叔父にあたるそうで、死後に菩提を弔う目的もあり作られました。
加えて、ここの本堂に光秀の位牌が祀られています。
「本能寺の変」で信長を討ち、「山崎の合戦」で天下人になる秀吉に敗死した立場では、公に供養されることは叶わないはずです。
しかし、ほぼ町と化したここの巨大な寺内なら、少々勝手にやっても、わからないような気がします。
それ位の広さを感じました。
上の写真は、サウナ室の裏側です。
全体の外観です。
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