満州の時代に入ります。
写真のクラシックな路面電車は、満州時代から走っている現役です。
乗ってきたのも、やってくるのも当時の列車です。
木造の部分が多く、油の染み込んだあの臭いがたまりません。
「別子銅山」で遊んでいた小学校の時分を思い出しました。
乗り鉄としては全線制覇したかったのですが、時間が限られていたので半分位しか達成出来ませんでした。
ご一緒した◯◯さん、興味がないのに半日もつきあってくれて本当にありがとうございました。
「満州帝国」は「大日本帝国」の傀儡であり、侵略国家であることは否めませんが、ここは親日家の多い地域でもあります。
ここを散策すると、国同士の問題はさておき、多くの近代インフラを残した事実までは、否定されてない気がします。
その証左を路面電車に乗っていて感じることが出来て、歴史好き、乗り鉄として何だか嬉しくなりました。
興奮してウロウロしている自分の様子を見て、周囲の方々もニヤニヤ眺めていました。
勝手ながら好意を感じます。
今回の旅は史跡巡りが多いため、ガイドの方から必然的に「反日(ここでは抗日)」の説明を受けるのですが、どの方からも敵意を感じることはありませんでした。
都市の再開発が進む中国ですが、友好のためにも半永久的に残して欲しい路線です。
公園の広場にも、動かなくなった車両がトーマスらしき顔を貼られて残されてました。
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