「日露戦争」における陸戦の大一番が、「奉天会戦」です。
当時の世界史上最大規模の陸戦でした。
それから「奉天(今は瀋陽)」郊外の「柳条構」から、満州事変は始まります。
何かと曰くのある都市です。
写真は「奉天ヤマトホテル」の実際に宿泊した部屋で、アールデコ調でまとまった雰囲気が素晴らしいです。
ここは今も「遼寧賓館」というホテル名で営業されていて、下の写真の通り往事の外観は健在です。
内部はそれなりに改装されていて、古汚い感じはしませんが、クラシックな面影は大切に残されていました。
バスタブとかも大理石で、独特の曲線が昔のままです。
とにかくこのホテル、内外装ともに「アールデコ」推しがスゴいのです。
ココは「ヤマトホテル」の中でも、当時は最新・最高の格式だったらしく、政治の舞台でもあったようです。
戦後は「毛沢東」も宿泊してます。
ところどころの部屋番号の下に、歴史上の有名人「○○氏の宿泊部屋」と説明つきのプレートが貼られてます。
私の部屋には幸いありませんでした。
特定人物を意識して霊感でも発動したらたまりません。
一泊しか出来ませんでしたが、部屋全体をなめ回すように、歴史を感じつつ、どっぷり浸らせてもらいました。
エントランスにあったこの照明は、中華風の要素を取り入れつつ、デザインも光源の演出も見事でした。
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