「睡蓮」で有名な印象派の画家「クロード・モネ」。
彼は列車の絵を、意外にもリアルなタッチで描いています。
題名は「サン=ラザール駅」。
パリに6つある主要ターミナル駅の一つで、最も古い駅です。
印象派の彼らがよく題材とした地域「モンマルトル」が近く、住居もこの辺りに多くあったそうです。
今回の旅は、パリ市内を出来る限り散歩するのが目的でしたので、この駅周辺のホテルを拠点としました。
小ぎれいながらも、食事は簡易な朝食しかない安宿で、いつも早朝からウロウロしました。
写真はホテルから歩いてすぐの高架橋「ウロップ橋」から撮影した駅北側からの一枚です。
ここは日本の新幹線に当たる「TGV」が発着しません。
そのせいか昔ながらの雰囲気が残っていて、びっしりと敷かれた、数多くのレールを眺めることが出来ます。
その上をドイツの鉄道模型「メルクリン」のカタログに登場する車両が、奥のフォームから出たり入ったりするのです。
今後の鉄道ジオラマの参考にしようと目が釘づけになり、ついつい長居してしまいます。
世界的に有名な観光地が多い地域を散策しているわけですが、結局こういった場所に行きたくなります。
あいかわらずの自分に正直あきれました。
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