前々回からの続編になりますが、「サンライズ夢」にて山陽本線を広島へ向かう途中、「尾道駅」で下車したことがあります。
ちょうど大林監督の映画「転校生」を観た直後で、有名なロケ地巡りをしたくなったからです。
年末年始の時期だったので、夜明け前でした。
当然、観光客はいる時間帯ではないので、これ幸いと少しずつ明るくなるのを楽しみながら、坂道をウロウロしました。
あらためて小道が縦横無尽に張り巡らされていると、実感します。
当時は、スマフォの位置情報も精度が高くない時代だったので、勘頼みで西から東へと進みました。
意外にも袋小路になっているような箇所はほとんどなく、目星をつけていた映画ロケ地は、想定した以上にスムーズに巡ることが出来ました。
ところどころにある、昭和を感じるレトロな建物が、小さなカフェに改装されていたりして、つい足を止めて撮影してしまいます。
まだデルタカフェを始める前でしたが、当時から古民家カフェを潜在的に模索していたんだと、今なら確信が持てます。
写真は「天寧寺の三重塔」背後からの遠景です。
ウロウロして多くの写真を撮りましたが、ここが一番の景観かと思います。
そのときは知りませんでしたが、「尾道」を紹介するときには、このアングルがよく使われるようです。
偶然にも発見したと思っていたのに、ひねりがなくなってしまい残念です。
オリジナルのベストショットに挑戦すべく、また再訪したいと思います。
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