災害で、途中から運行不能になっていた三重県にある「興津線」。
そのまま廃線になってしまうことが多いローカル線の中で、無事復活しました。
前回の訪問では、始発「松坂駅」から「家城駅」までは乗れましたが、不通のため折り返し、残念な思いをしてます。
そのため完乗すべく、終点「伊勢奥津駅」から「家城駅」まで、逆進行で乗ることにしました。
埼玉への帰省途中に、家族に詳細を語らず、まあまあの遠回りをして車で寄り道しました。
道中は、室町時代に南朝方の「北畠氏」が、戦国時代後半まで籠もった地域だけのことはあり、思った以上に道は険しく、到着に時間がかかりました。
列車の運行本数は少ないので、一本乗り遅れると次は数時間後です。
でも、家族と一緒なので昼食抜きは厳しい状況です。
コンビニも見あたらない山道を走っていると、「あまご料理」の看板が。
ギリギリ間に合いそうなので、看板の指示通りに向かうと、下の写真にある池と食堂がセットになった敷地を発見です。
池には「(おそらく)あまご」が優雅に泳いでいます。
時間がない旨伝えると、小さいあまご焼き定食ならすぐとのことで、急ぎ注文しました。
写真の献立で、あっさりしたものでした。
みんなでかなり慌ただしく食べましたが、臭みもなく、旨くてビックリです。
養殖ではなく、採ってきた魚を眼前の池に入れていると思われ、天然物と推察しました。
野性味ある食事をたっぷりに満喫しつつ、鉄道の乗車をせがむ子供達を引き連れて、何とか出発に間に合いました。
乗車したときの車窓です。
山間部の鉄道風景が醸し出す、昔のままの鄙びた雰囲気が最高でした。
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