「山口県」に転勤して「下関」に住んでいます。
マンションはかなり古いのですが、嬉しいのは窓から、海である「関門海峡」が毎日拝めることです。
自分の人生において海辺に住むことは、おそらくないような気がしていたので、生涯一度の貴重なことだと、よく海側を散歩してます。
そうするとこの地は、源平合戦の「壇ノ浦古戦場」であり、ボランティアの方が観光客向けに、その紙芝居とかやっているのを見かけます。
また写真のように幕末「長州藩」が、「異国船打払い」を実施した場所でもあります。
報復で「四カ国艦隊」に上陸占領され、過激な攘夷思想が強かった「長州藩」の、その後の方針転換に繋がる契機となりました。
最初は気がつかなかったのですが、散歩の範囲を広げていくと、「前田砲台」という堅牢な石垣の組まれた場所があり、そこで実施されたことがわかりました。
主要道路のすぐ脇の高台にあり、近所の公園という佇まいで、観光客が来ている雰囲気は感じませんでした。
そこから海を眺めると、この辺りが一番海峡の狭い場所であることがわかります。
九州と接した古来からの交通の要衝であることが実感出来るお気に入りのポイントです。
砲台のすぐ近くにある「源義経」の「八艘飛び(はっそうとび)」のモニュメントです。
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